ローン審査に関して

1.申込時年齢と完済時年齢

年齢については、一般的に、借入時は20歳以上70歳まで、完済時年齢は80歳までというのが多い。しかし、50歳で返済期間30年のローンが簡単に組めるかというと、定年後の返済期間が長いため、返済期間を短くしなければ借りられないということもあるので要注意。

 

2.年収と返済負担率

返済負担率とは、ローンの年間返済額を年収で割ったもの。源泉徴収票の税込み年収が600万円でローンの年間返済額が150万円なら、返済負担率は25%になる。一般的に銀行では、この返済負担率を年収などに応じて、25%~40%程度に置いている

 

3.勤務先の勤続年数や雇用形態

安定した収入があるほど返済能力が高いと見られるので、勤続年数が長いほど有利になる。一般的には、勤続3年以上が条件と言われている派遣社員や契約社員は融資対象外とする回答が多く、雇用の安定性が低いと見られてしまうこともある。

 

4.債務(借金)状況

先ほどの返済負担率では、借りようとしている住宅ローンに限らず、カードローンなどの借り入れの返済額も合計して計算される。既に借金がある場合は、住宅ローンの借入額が減ってしまう場合もあるので、事前に返済して借金をなくしておきたい。カードローンなどで返済が滞った履歴があると、審査では不利になってしまう

 

5.健康状態

なぜ健康状態が問題になるかというと、団体信用生命保険(団信)の加入が審査の条件となるからだ。団信とは、住宅ローンの返済中に、ローン契約者が死亡または高度障害になった場合、本人に代わって生命保険会社が住宅ローン残高に相当する保険金を支払い、ローンが完済となる制度。生命保険なので、極端に健康状態が悪い場合などは加入できないことがある

 

6.担保物件の評価

一般的に融資を受ける際、物件には担保として銀行の抵当権をつける。銀行は担保について、土地や建物をいくら程度と評価するか、権利関係や建築基準法など法規上の問題がないか、などを調べる。したがって、銀行の評価額以上を借りることは難しくなる。必ずしも物件価格=担保価値ではないことに注意。